@YUMI KO

「ごめんね、エマが変なこと言って」


ようやく部屋に戻って来て、あたしは言った。


「ううん……」


穂香は布団に座り、枕元のスマホをジッと見つめている。


ゴミ収集所まで行ったのだからついでに捨ててくればよかったかもしれない。


「そのスマホ、ゴミ箱に入れておくね」


あたしは穂香の返事を待つより先に、3台のスマホをゴミ箱へと入れたのだった。