俺が離れたくねぇんだよ

寝顔はこんなに可愛いのに!


「朝から欲情してんなよ·····」

「お、起きてたの!?」

「寝れっかよ·····」


一晩中起きてたらしい。

じゃあこの寝相は確信犯?

なんて疑問は寝起きのちゅーでひとっ飛び·····。

タイムリミットもあとわずか。

朝イチなんて気にならないくらい、何度もキスを重ねた。

一緒に歯を磨いたり一緒にご飯を食べたり。

当たり前だったこともこれで最後だと思うとまた寂しさがこみ上げてくる。

荷物も詰め終わり、パパたちを待ってる間、夜李くんと散歩に出た。

焼けそうな日差しの下歩いてると、目の前から見覚えのある車·····。

は、早いよう·····。

その車は路肩で止まり、案の定パパとママが降りてきた。


「パパママ、おかえりなさい」

「蜜、この男はだれだ」

「よ、夜李くんは·····その·····」

「はじめまして。古澤夜李です」


蜜さんとお付き合いしてます、ってほんとに挨拶しちゃった。