後は性格さえよければ完璧なのにって心の中でつぶやいていたら。

夜李くんはコンビニに入っていった。


「なんでも買えば?」

「私が払うんだよね·····?」

「つべこべ言うなウザ」

「ひどいです·····」


私は暑い日はアイスに限る!だから、一番好きなアイスをカゴへ。

そういえば、夜李くんの姿が見えなくなったと思ったら、店員さんに捕まってました。

どこでもモテるんですね·····。

そのフェロモンをしまえばいいのに。

やっと解放された夜李くんはデザートコーナーへ。

そしてなんと!


「へっ、プリン?」

「んだよ。文句あんのかコラ」

「いえ!ありません!」


ヤンキーじゃないんだから!

怖すぎたよーう!

後はジュースとかポテチとか、ママさんがいないから夜ご飯も購入して帰路についた。

とはいえ、夜李くんがプリン大好きなんて·····意外!


「ニヤニヤして気持ち悪ぃな」

「夜李くんは甘党さんですか?」

「悪ぃか」

「全然です!コワモテってやつだ」

「馬鹿にしてんのか」


ブンブン顔を横に振った。