恋·····したの?先生に?

「えーーーーーーー!!」

「なっ、シー!でけーな声!どっから出るんだよ!」

「私は先生のことが苦手です!」

「え、なに振られたの?俺」

「なのになんで·····?」

「ちょっと待て。古澤いったん落ち着けって」

深呼吸して気を鎮めなさいと言われました。

2、3回深い息をする。

ほんとだ·····落ち着いてきた·····。

初めてのことでパニックで1人で騒いでた恥ずかしい·····。

私、先生に変なとこしか晒してない·····。

「すみませんでした·····」

「うん、まあ落ち着いたのはいいけど、何個か確認し合おうか」

「へっ?」

「まずキュンしたとは」

「そ、それは·····私の心臓が勝手にキュンって·····」

「ほう。それで?」

「それで·····その·····キュンキュンは恋をするとなるってこの前友達に言われて·····」

「要するに、古澤は俺が好きだってことだな?」

や、やっぱりそうなのかな!?