「失礼しまーす。」

翌日の昼休み相談をしに保健室を訪れた。


「上原!どーした?」と景吾先生は首をかしげた。

近くのテーブル席に腰をかけて相談を始めた。

「母親の件ありがとうございました。それで父親に引き取られることになったんですが、私だけ1人暮らしをしたくて、、、」


「で?」と眉間に皺が寄る先生。


怖いなー。無理かなー。

「無理でしょうか?」


「別に無理とは言わないけど、お前の性格上無理をするに決まってるからな、簡単には頷けないよなー。」

「無理しないお約束で。」

「信用ならない。」


ええ?どーしろっていうの?