オートロックの彼の部屋の鍵が開いて、司暢くんがひょっこり顔を出す。
赤い目をした私にびっくりしたのか司暢くんがあわてふためいてる·····。
「とりあえず冷やそうか!」
「ん·····ありがと·····」
「痛い?」
「ちょっと」
めちゃくちゃ痛いけどその優しさで和らいだよ。
司暢くんが好き。
初めてこんなにも好きになった。
失いたくない。
司暢くんも、この気持ちも。
「ねえ、司暢くん?」
「ん?なに、綺咲」
「聞かないの?何があったのか」
「綺咲の気持ちが落ち着いたら聞こうと思ってた。話せる?」
コクっと頷いて、正直に聞いた。
絶対にそうじゃないって思いを込めて。
違ったらヒロとは縁を切る。
私のこの気持ちは、司暢くんでしか生まれることがないから。
赤い目をした私にびっくりしたのか司暢くんがあわてふためいてる·····。
「とりあえず冷やそうか!」
「ん·····ありがと·····」
「痛い?」
「ちょっと」
めちゃくちゃ痛いけどその優しさで和らいだよ。
司暢くんが好き。
初めてこんなにも好きになった。
失いたくない。
司暢くんも、この気持ちも。
「ねえ、司暢くん?」
「ん?なに、綺咲」
「聞かないの?何があったのか」
「綺咲の気持ちが落ち着いたら聞こうと思ってた。話せる?」
コクっと頷いて、正直に聞いた。
絶対にそうじゃないって思いを込めて。
違ったらヒロとは縁を切る。
私のこの気持ちは、司暢くんでしか生まれることがないから。