晴れた冬の朝。
澄んだ空気が気持ちよくて、自然と鼻から空気を吸う。
「·····はよ」
「っ、びっくりした·····」
吸い込んだ空気全部出た。
突然出てきたヒロの顔。
久しぶりに見たその顔は、ちょっと元気のない表情をしてて。
深刻そうな面持ちだった。
「少しだけ、話したいんだけど」
「い、いいけど·····」
「来て」
え、なに?
怖すぎる。
真面目なヒロなんてヒロらしくなくてむしろヒロじゃないっていうか。
なんかもう無駄に心臓煽られる·····。
連れてこられたのは、昔よくヒロと遊んでいた公園のブランコで。
途中で自販機に立ち寄り、意外にも気が利くヒロが買ってくれたココアを手にして、いつヒロが話し出すのかと待っていた。
「えっと、ありがと」
「ん」
「その·····待つの飽きたんだけど」
「タイミングあるし」
「今じゃない?」
「焦ってもなんも出ねーよ」
はあ·····。
じゃあ待つとするか·····ってそんな悠長に待っていられんのよ私も。
澄んだ空気が気持ちよくて、自然と鼻から空気を吸う。
「·····はよ」
「っ、びっくりした·····」
吸い込んだ空気全部出た。
突然出てきたヒロの顔。
久しぶりに見たその顔は、ちょっと元気のない表情をしてて。
深刻そうな面持ちだった。
「少しだけ、話したいんだけど」
「い、いいけど·····」
「来て」
え、なに?
怖すぎる。
真面目なヒロなんてヒロらしくなくてむしろヒロじゃないっていうか。
なんかもう無駄に心臓煽られる·····。
連れてこられたのは、昔よくヒロと遊んでいた公園のブランコで。
途中で自販機に立ち寄り、意外にも気が利くヒロが買ってくれたココアを手にして、いつヒロが話し出すのかと待っていた。
「えっと、ありがと」
「ん」
「その·····待つの飽きたんだけど」
「タイミングあるし」
「今じゃない?」
「焦ってもなんも出ねーよ」
はあ·····。
じゃあ待つとするか·····ってそんな悠長に待っていられんのよ私も。