世界No.1の総長と一輪の花(ハロウィン特別編 花莉side)







甘すぎて私の身がもたない…





「…やだっ!お菓子あげるからっ!」





ビーフジャーキーを詩優に押し付けるように渡すと、





「俺はお菓子もらってもイタズラするから」





と口角をあげてにやりと笑うんだ。






…なんてずるい人なんだろう。
子どもかと思うくらい。



















でも、そんな詩優が大好きで私はわざとチョコを口へと運んで…













とびっきり甘いイタズラをされたんだ。







Fin