スグリ、メロンソーダを飲む。

スグリとあたしはカフェに向かう。

首都だ。

「メロンソーダだ」とあたし。

スグリはメロンソーダを注文し、それに別に注文したアイスクリームを載せる。

スグリは説明した。

「一般にカフェにとってはメロンソーダやアイスクリームは高品質なものが選べます。

で、クリームソーダはそれを組み合わせますから見た目も美麗。

さらに重要なのはノスタルジーです」

「ノスタルジー?」とあたし。

「そ。
オールドルナ人にとってはメロンソーダは近代化の産物でした。

そのためノスタルジーという側面がクリームソーダにはあります」「少子化だからね」とあたし。

クリームソーダは綺麗だった。

で、少し先のあたしは振り返るけれど、家庭やアプリでも作れることが楽しみだったんだ。

フレンドとメロンソーダを交換。

数ヶ月ののち。

「はぁ。
いずれはクリームソーダのおもちゃも作られるんじゃない?」とユエ・テルミ。オフィスで。

「そうだねえ」とあたし。