スタンドバイミー



家に帰り、夜琉にパーティに行く事を話すと、

「大丈夫なのかよ」

あからさまに怪訝な顔をされた。


「まさか、これも生徒会に入る条件なの?」


「違う。」
そこは否定しておく。


「てか、お前家からドレスもってってないだろ。着るやつあんの?姉貴から借りてやろうか??」


「大丈夫。心結さんに迷惑はかけられない。それに、四宮先輩がドレスの事は任せろ、的なこと言ってたから。」


「副会長の四宮って、あの四宮??」


あの、とは大企業の、ということだろう。


「なるほどな」


なら要らないか、となにやら納得したらしい。



あ。そういえば


「夜琉はパーティー、出ないの?」
どうせ、招待されてるんでしょ、


と聞くと、少し考えてから、

「あぁ、今回は出るよ。」


「へえ、珍しい。」


「お前くるし。身内に会ったとしても、話合わせといてやるよ」


それはとてもありがたい。



「ありがとう!」と満面の笑みで夜琉を見たが、何故か目を反らされる。