でも、パーティとなると、うっかり知り合いに会ってしまう可能性もある。雅の実家、黒羽家は四宮家とは繋がりのある家なので、無いとはいえない。
なにも言わず実家を離れ、ほぼ家出状態の雅としては、それは避けたいことだ。
、、会ってしまえば雅の実家、黒羽家の本家に戻らされ、自分の望む自由とはかけ離れた生活に戻らされるかもしれない。
雅は思った。
よし。ここは、貧乏であることを理由に、断ろう、と。
「すいません、残念ですが、そのパーティにほ行けません。」
断りをいれると、四宮先輩はかなり驚いていた。
「どうしてですか?」
「ウチは貧乏で、パーティに着ていく服もないし、そんな女がパーティにいれば四宮の名を汚してしまいます。」
