太陽の笑顔、月の涙


「それは............「すぐに答えられないようじゃダメだ。そんな半端な覚悟で緋織に近づくな。」


急に博樹から放たれる凄まじく重い殺気
くそっ!苦しい


「飛織は............抱え込みすぎなんだ。」


そう言った博樹のか細い声は、俺たちには聞こえていなかった



「俺は、緋織に伝えるんだよっ!」


殺気で意識がとんでしまいそうななか、俺は必死に叫んだ


これだけは譲ることはできないんだ
俺は絶対に緋織と分かりあいたい


あの日緋織の感じた絶望も、今まで緋織が生きてきた記憶も、全部



「緋織は、


たった一人の俺の家族で、双子だから!」