ただ一つ俺に残されたもの それは緋織からの手紙 12歳とは思えないような美しい字で、 ——————————————————— お前とはさよならだ。 俺はもう二度とお前に会いたくない ずっとお前のことが嫌いだった ずっとお前に合わせなければいけないのも お前が俺に絡んでくるのも お前の友達も 全てが俺にとっては邪魔でしかなかった お前は馬鹿みたいに泣いていたけど、それも鬱陶しかったし、雑音でしかなかった もう二度と会うことはないだろうな ———————————————————