太陽の笑顔、月の涙

「誰だ......?」


ちらりと見えたのは、真っ黒な髪


この不良高で黒髪なんて珍しいよな
俺とそいつぐらいじゃないだろうか


「分かんねぇけど、身長高めだな。
あ、そうそう! 入試トップだったやつも黒髪だってよ。」


来夢はなんかニヤニヤして言った


「だってさぁ、入試トップってすげぇ賢いじゃん?賢いやつって賢そうな顔してそうだなって思ったんだよ。」


「お前............馬鹿だなぁ!!」


「なっなんだよ! 本当にそうだろ!?」


確かにそうは思うけど、それを口に出す奴はそうそういないだろうな



それで笑いあっていた俺たちを
「............ふーん。 あいつが............」


そう呟いていた、金髪の男の視線に俺たちは気づくことはなかった