太陽の笑顔、月の涙

「なぁ、伊織知ってるか? ここの入試トップだったやつさ、めっちゃイケメンらしいぜ。」


だいふくは目をキラキラさせながら話す
「ふーん。イケメンで頭いいっていいよな。」


「「「お前が言うな。」」」


別に俺は普通だよ
三人して息を揃えていうなよ


廊下を歩いていればいつのまにか人だかり
邪魔だ


「蹴散らしていい?」


来夢が言うがこいつなら本気で蹴っていくだろうから怖い



「だめだよっ!」とあわあわするだいふく


集まってくるやつらは鬱陶しいけど、こいつらがいるからまだ我慢できる


ん? あそこに俺らに一切見向きもしない奴がいる............?


じっと目を凝らしてみる