太陽の笑顔、月の涙

———驚いた。





「僕のこと分かるんだね。」


「さっき教えてもらった。」


ああ、さっき群がってた女の子達からか
ちらりとそっちを見れば、バッチリ目があってキャイキャイ騒がれた


「緋織くんさ、ああいう群がってくる女子嫌いなタイプ?」


僕は嫌いだ


気になっていたことを遠回しに聞いてみる


「別に。どうも思わないだけ。」


その答えは否定のようで、肯定のようで
掴めない一番困る答えを返された