太陽の笑顔、月の涙



「自分を、ゆるす。」



その言葉を口に出すのには、大きな勇気がいった



—「そうそう。お前たち二人が背負わなくてもいいんだよ! 」


聞き慣れた調子のいい声


「博樹............」


「俺らにも背負わせろ。」


「お前たちの周りを見てみろよ。
飛陽も、御影組のやつらも、みんなお前たち二人の味方だろ?」


はっとして、周りを見渡せば、いつのまにか障子の向こうにいる組員


そして飛陽のメンバーたち


こいつらは、笑顔で俺たちを見つめていた