だから反対したのかもしれない
父さん母さんを独り占めしたかった
クラスメイトも皆伊織の方へ行った
独りぼっちだった
それは構わなかった
つるみたいとも思わなかった
なのに伊織は俺を無理やりクラスの輪に入れようとしてきた
俺が嫌がっても御構い無し
俺が入った後は必ず俺の悪口大会だった
俺は鬼ごっこだって嫌いだし、だれかと何かを協力して行うものは大嫌いだった
「伊織はいいやつだけど、もう片方は嫌い。」
「それなw 見下してきてる感あるよなぁ」
苦痛でしかなかった
まるで伊織に
「友達いないんだから遊んでやる。」
見下された気分になった
みんなから愛されて、ただ笑って生きてきた伊織が憎かった



