太陽の笑顔、月の涙

俺たち双子がまだ12歳のあの日


俺は学校からまっすぐ家に帰って、家で宿題をしていた


伊織は友達と遊んで帰るとかで、その日は俺と今日は仕事が休みだった父さん母さんの三人だった


「緋織〜? 伊織知らない? 門限過ぎてるのに帰ってこないのよ............」


門限である6時を過ぎても伊織は帰ってこないことを心配した母さんが俺に聞いた


「............知らない。伊織は友達と遊んでる。」


「おかしいな。 美織、俺が探しに行ってくる。


父さんが険しい顔をして外へ伊織を探しに行こうとすると



プルルルル プルルルル


家の固定電話の音だ