《それなら、今日これから時間はありますか?


ちょうど仕事が休みなので、動けますよ?》


「よしっ!」


岩谷さんからの返信にガッツポーズをしている。


それから何度かやりとりをすると、これから3時間後に駅前で落ち合うことが決まったみたいだ。


駅前には様々なカフェもあるし、先に到着しても十分時間が潰せる。


「行こうか」


広貴はそう言い、立ち上がったのだった。