「…いいのよ、いいの」 「優ちゃんがいつもいい子すぎるだけなんだからね」 先生がまた、優しい声で私を褒めてくれるから、涙が溢れないように笑って見せた。 先生ありがとう。 こんなありきたりの言葉でしか伝え方が分からなくてごめんなさい。 こんなこと言ったら、きっとまた怒られてしまうかもしれないけれど、 私なんかと、 一緒に過ごしてくれてありがとう。 私も先生に何かをあげられたらいいのに。 いつか先生に何かをあげられるような、そんな人になれるかな。 なれるといいな。 きっと… なりたい。