──それから5分後くらいに蒼真は学校に到着。



「学校が終わったらぜったい病院に行くから、大人しく待っててね。絶対だよ?」


蒼真はバイクで来たため、私はすぐに一緒には行けず。
ぐったりする暁の小指を絡めて、約束。







そして、彼の後ろ姿が見えなくなるまで見送った。