『ふー、


じゃない!!レオが怒らせたんだ!!』




『悪かった。』



『ならよし。


所で、こんな時間になんの用?』



『あぁ、そうだ。


千夏。』



真剣なレオの表情に唾を飲む。



『俺と、本当に契約を結んで欲しい。』



『なんの?』



『俺のアドバイザーとしてだ、』



『ちょ、待ってよレオ!!


私は今普通の女子高生だし、
ラグビーなんてもう何年も見てない!』



『それでもいい』



『レオには、もっとちゃんとした人がいいよ!』



『探した。』



『へ?』



『世界中探したが、お前以上はいない。


頼む千夏。
俺と、契約を結んでくれ。』



『っ、でも』



『金は出す!』



『そーいう問題じゃない!!!』



『む、なら何が不満なんだ』



『第一、私は学生でほとんど練習は
見れないんだよ!!』



『構わない。
土日、そして放課後で結構だ』



『でも、それじゃレオの練習が』