その少女は夢を見る



『…斎藤様?』



そう問い掛けるものの、彼は少しだけ僕を見た後すぐに沖田様の方を見てしまう。



ひえっ、嫌われてるかもしれない。



…いや、嫌われてるかもしれないのなら、何で小姓でも良いって…?



…んん!?



『斎藤様、今、小姓、良い、え?』



思わず片言になりながらも聞くと、僕を一瞥しながら言う。



斎藤「…俺が良いと言ったらそこまでおかしいか。」



違います、嬉しくて違う意味で昇天しそうです。



沖田「一くんにしては珍しいね?人に興味を持つなんて。」



うん、不本意ながらに沖田様と同じこと考えてるよ、僕。



斎藤「…俺が誰に興味を持とうと俺の勝手だろう。」



いや、歴女の皆様何かすみません、これ女だって知られてたら逆ハーでしたよね(真顔)



イケメンパラダイスに男装して潜り込んで奪い合われる(違う)とかほんと何僕得過ぎて涙目。



沖田「でも先に言ったのは僕だからさ。」



斎藤「順番なんて関係ないだろう。」



沖田「一くんがそこまでしてこの子を気にする意味が分からないや。」



斎藤「それは総司もだ。」



いやいや、急に現れた意味の分からない奴とは言えあの鬼の副長土方様に喧嘩を売ったんだ、興味くらいは持ってもおかしくない。



怖がるか、興味を持つかのどちらかでしかないはず。



神羅〈わー、モテてるねー千雨。〉



とりあえずクソ神は一辺死んでこい。



神羅〈自称神からクソ神に落ちた気がするのは気のせい?〉



斎藤「…それに、そいつは総司の小姓を拒んでいるだろう。」



まあそうなんですよね(真顔)



沖田「そんなの知ったこっちゃないな。」



『泣けてきた。』



土方「てめぇらそんなに争うなら…俺の小姓でいいだろ…。」



すみません誰か助けてください、既にカオスだったのにその中に土方様が入って来ちゃいました。



桜宮涙目です。