アパートについた

「今日はありがとうございました」

頭を下げてから車を降りた

「じゃあ!明日」

「はい…」

ゆっくり車が動いた

アパートの方向に向いた時

「美琴!」

声がした

振り向くとそこに斗真がいた

「美琴!あいつと付き合ってるのか⁇」

「ううん 先生が送ってくれただけだよ
ってか斗真こそ何してるの⁇」

「美琴今日バイト休んだから…
まあ事情は店長に聞いた
だから心配で来たんだ」

「斗真ありがとう!」

急に斗真が私を抱きしめて

「大丈夫か⁇」

なんかいつもの斗真じゃない

「うん!大丈夫」

身体を離した

「本当に大丈夫か⁇何かあったら連絡しろよ
俺…美琴が好きだから…いつでも来るから」

その言葉に…胸が痛い

いつもふざけて言う斗真が真剣に
"好き"って言うから…ごめんね…
斗真の気持ちに答えてあげれない…

「美琴が大丈夫なら俺帰るわ!
本当に何かあったら連絡しろよ
じゃあな!」

斗真は帰って行った