「なに、急に!いつもは ”どうせ暇ですよねぇ付き合ってくださいよぉ!” って言ってくるじゃん!」 理央の口調を真似ながら答える。 『…パン屋。 パン屋に行きませんっ??』 『え、それって』 優香がすぐさま顔を上げる。 … 「あんたまさか、」 『ほんっとごめんなさい! 二人きりは無理なんですぅぅぅぅ!』 理央が勢いよく顔の前で手を合わせる。 「まじかー…」 今週末は予定がない。 だけどなんで私が!!!!!