全然関係ないけど、クラブでたまに顔あわせてた男の子が、すっごいジャンキーな連れと一緒に来てた事があって、そいつすごい顔と体近づけて話す癖?があって、ハッパの臭いさせながら
 「俺、宇宙人と契約してあるものを手にした代わりに人間の体じゃなくなっちゃったんだ。」
 と言われて、
 「それって、マリファナと契約して快楽を手にした代わりに人間辞めたの間違いじゃなくて?」
 と私が言ったら本気で首しめられた事があったな。薬中に冗談は通じないというか、洒落にならないことを言った私が悪いのだけれども。まぁいいとして、あぁ・・・どうしていつもこんなに脱線事故を起こすんだ私は・・・お題が何かも一瞬忘れたし。

 つー事で強引にドッペルゲンガーの話に戻しますが、あのままで終わってくれれば二日酔いの私と彼は鈍りきった脳がどうにも動かないまま、「生きてりゃそんな日もある。」と幕を下ろしていたのだが、夜、また奇妙な電話がなったのだ。メールじゃない分、警戒もせず出たんだけど、やったらガヤガヤした喧騒の中で「おぅ、久しぶり!今新宿で飲んでてさぁ、駒劇の前にいた団体の中にお前らしき人見たんだけど、飲んでる?」


   わざとらしいが、携帯落とした。しかも足の親指に落ちて、ダサかった。
 電話をくれた男の子は大学時代の友達で連絡をくれたのは一年以上ぶりだったのだが、恐すぎて今日私のそっくりさんを見たのはあなたで四人目だと話したら、「げっ、気持ち悪ぃ!」と引かれてしまった。