それとは別の悩みもあった。 廉くんは優しいのに、 廉くんといるといつも、わたしは怖い。 たとえ周りの目がなくたって。 顔が赤くなっていないか、不自然になってないか。 そんなことばかり気になってしまう。 多分わたし、 廉くんにだけは嫌われたくないんだ。 やっぱり全然変わってないね、と、いつ呆れられて見捨てられるか、ずっと不安だ。 ・ 心配事が絶えなくて、わたしは内心ため息をつく。 変わるって、こんなにたいへんなの……。 ・