「……いや、今言った事が全部本当なら、偶然じゃねぇだろ」

『…………だよな』

「………おい、何か嫌な予感がする」

『………………私もだ』

…………………

「………………まぁ、今はとりあえず飯行くぞ」

そう言うと、私の腕を掴んで立たせる。そして、歩きながら部屋を出る。

「何も分かんねぇのに、ゴタゴタ考えたって仕方ねぇよ」

『…………だな。…………ってか光一、こっちでご飯食べんのか?』

「おぉ、そうだぜ?」


…………こいつ、一応西城組の人間だよな。今更思ったけど、光一って本家が家なのに、こっち来すぎじゃね?

「……俺はお前が居るからこっちに来んだよ」

『……………………………………おぉ』


それから2人で食堂に向かい、瞬と樹と4人で、ミートソースパスタを食べた。


相も変わらずおばちゃんのご飯は美味かった。