殺す少女と堕ちる男達 2

『……あぁ』

「あの、成美さん達とはどういう関係で?」

「あ?お前らに言うかっつの。まぁ強いて言うなら、仲間、家族、だな」

「家族?」

「血の繋がりだけが家族じゃねぇんだよ」

5人は驚いたような顔をしている。

「ってかお前ら、ナルに絶対手出すんじゃねぇぞ俺のだからな」

「「「「「は!?」」」」」

バッと5人揃ってこちらを向く。息ピッタリ。
瞬と樹は慣れてるので、適当にプログラムを読んでいる。

『……いや、違ぇし』

「あ?違くねぇだろ」

『……いつから光一のもんになったんだよ』

「お前は俺と会った時から俺のもんなんだよ」