殺す少女と堕ちる男達 2

啓太は春馬が居なくなり視線を戻すが、そこには既に‘いつも通り’の成美がいた。

『…さ、戻るぞ、啓太』

「……ハイっす」

だから啓太も、‘いつも通り’に戻る。

成美は啓太の前を通って戻ろうとするが

ッファサ

ふと、首に暖かいものが巻かれたことに気づいた。

「これ、俺からのクリスマスプレゼントッス。似合うッスよ」

それは、黒とグレーのチェック柄マフラーだった。

『……ありがとな、、ほれ』

成美は暖かいマフラーに顔を埋めながら、丁度近くに置いてあった物を啓太に被せた

「んお?、キャップ?って、なんだ?アンパン?」

それは、啓太に買ったクリスマスプレゼントだ。居間に持っていくのを忘れて部屋に置いてあったものだ。