殺す少女と堕ちる男達 2

「全く、全然会えなくって寂しかったのよ?」

『……悪りぃ』

「まぁ、これからはちょくちょく来て頂戴ね!」

『あぁ』

夏と会話をしてから席に向かうと、私以外皆揃っていた。

「あ!成美やっと来たぁー」

『……遅くなった』

樹と瞬の隣に座る。

「そうそう、成美さん災難でしたね。体育祭、3種目も出るなんて」

「だな、お前マジでどんまい」

『………………』

「まぁナル!落ち込まない落ち込まない!僕も借り物競争出るから!一緒だね!」