朔夜はピアスを受け取ると、器用に優しくピアスを嵌めた。
「うん、似合ってんな」
『…ありがとな、朔夜』
「おーよ」
耳には2つ。首に1つ。腕に1つ。
感情や絆が物体化したものを身に付けているようで、すごくいい気分だな。
朔夜も私のプレゼントのネクタイを、随分と気に入ってくれたようで良かった。
と、そんな時
「おいナル、俺まだ渡してねーぞ」
光一が後ろから頭をゲンコツでグリグリとしてくる。
そういえばそうだ。こいつにはまだ貰ってない。
『…さっさと寄越せ』
「それが人にものを頼む態度か?あ?」
『早くしろ』
「はぁ、ったくしゃーねーなー。ほらよ」
「うん、似合ってんな」
『…ありがとな、朔夜』
「おーよ」
耳には2つ。首に1つ。腕に1つ。
感情や絆が物体化したものを身に付けているようで、すごくいい気分だな。
朔夜も私のプレゼントのネクタイを、随分と気に入ってくれたようで良かった。
と、そんな時
「おいナル、俺まだ渡してねーぞ」
光一が後ろから頭をゲンコツでグリグリとしてくる。
そういえばそうだ。こいつにはまだ貰ってない。
『…さっさと寄越せ』
「それが人にものを頼む態度か?あ?」
『早くしろ』
「はぁ、ったくしゃーねーなー。ほらよ」
