殺す少女と堕ちる男達 2

「そういえば成美、お前は彪吾が組の人間だと知ってるんだろう?」

『あぁ、知ってる』

「なら、私が神谷組の若頭だということも分かるよな」

『あぁ、分かるな』

「それなら……怖くはないのか?」

……………………猫のシーツ持って言われてもな……


「……おい、何故残念そうな顔をする」

『……鏡見てこい若頭』

「…年下の小娘にそんな事言われたのは初めてだ」

だろーな