殺す少女と堕ちる男達 2

説教が終息したのは、正座で足が痺れて2時間程経ってからだった。事の経緯を隅々まで話し、やっと終わった。

グルフォンのメンバーは、鬼2人に正座させられている我らがボスに目もくれず、メロンパンを頬張っていた。因みに春馬は先程私の部屋に荷物を置きに行ったと同時に寝かせておいた。

「ほんっとに、携帯まで置いていくとは抜け目ねぇーな光一さん」

それは本当に思った。一日ぶりの携帯を覗くと、そこには驚愕の482という着信数。驚愕と言うより恐怖だ。

『……そういえば、着信に藤崎とか数原とかの名前もあったけど、なんかあったのか?』

だがそこには、千桜の奴らからの着信も入っていた。

「あー、それなら多分あれだろ。クリスマスのやつ」

『……クリスマス?』

クリスマスって何かあったか?……と考えるうちに、思い出した。そういえば横溝と、皆でクリスマスパーティみたいなのが出来れば、みたいな話をした気がする。

もうその話は広まっていたのか