殺す少女と堕ちる男達 2

「おいナル!お前男と2人で1泊って何考えてんだよ!」

『……いや、春馬も居るけど』

「それでも男と男だろーが!ふざけんなバカ!」

「そーっすよ!この2日間生きた心地しなかったっス!大体なんスか家出って!ナルさんアホになっちゃったんスか!?」

なんかすげぇディスられてる。

隣の光一は何やらすごい剣幕の朔夜に胸ぐらを掴まれているが、気にしない事だ。因みに春馬は眠りが深いようで、これだけ煩くしても起きる気配はない。あ、ヨダレ垂らした。

「ねぇナル、聞いてるの?」

でも心配をかけたのは否めない。圧倒的に悪いのはこちらだ。

『……悪かった』

「…………え、なんスか謝るってことはもしかして本当にナルさんやっちゃったって事っスかレッツパーリーナイトしちゃったって事っスかもうナルさんの純白は汚されちゃったって事っスか」

『落ち着け息をしろ』

死にそうな目で肩をガクガクと揺らしてくる啓太。よく分からないが窒息死だけは避けたい。それと刃物をしまえ樹。