殺す少女と堕ちる男達 2

全150種のメロンパン販売コーナー

「おい!お前マジで全部買うのか!」

「す、すごい。ナルちゃん片っ端から全部籠に入れてるよ。あ、籠4つ目に入った」

「はぁぁぁぁぁぁ…………」



光一side


それから5時間後の午後4時。ようやく成美をメロンパン農園から引っ張り出して、車に詰め込む。

「ったくお前は、いつまでメロンパンに埋もれてんだ」

予定では2時頃には既に此処を出るつもりだったが、成美のメロンパンへの執念は予想以上のもので、2時間もオーバーしてしまった。

「さすがだね〜ナルちゃん」

そう言ってニコニコする春馬の周りの後部座席には、成美が買った150個のメロンパンが積み重なっている。こっちはバイキングで死ぬ程食べた為、視界にも入れたくないっつーのに。