殺す少女と堕ちる男達 2

「えー、僕ナルちゃんと一緒に寝たい!」

すると、いつの間にかベッドから降りた春馬が私の腕を掴んで横に居た。

「だーめーだ。お兄ちゃんに譲りなさい春馬」

「嫌だー!ナルちゃんと寝る!」

『…ベッドの幅的にも、私と春馬が一緒に寝るのが1番得策だろ』

「幅なんか引っ付いて寝りゃー良いじゃねーか」

『んな事男とやれ』

「そんな趣味ねーっつの!」

「僕ナルちゃんに引っ付いて寝る!」

「ふざけんな春馬!」

「ふざけてなんかないよ!僕ナルちゃんと一緒に寝るのなんて初めてだもん!」

「俺だってそーだわ!初めてだわ!」

「それなら僕に譲ってよ!」

「いや意味わかんねーよ!」

『……………………』