『…………えっと、、、メロンパンくれる人』

「……………………」

「……………………」

え、だめなのか?

「…………拓哉」

「………………ん」

「……………………メロンパン買ってきなさい」

「……………………ん」

それから走って拓哉がメロンパンをセットで買ってきたのは、言うまでもない。


そして、この「恋バナ」なるものは、日がすっかりと落ちるまで続いた。





「……まぁ、そういう事だから、これからも拓哉のことお願いね、、、永久に」

『……………………』

……うん、最後の言葉がなければ普通に頷けたのに