殺す少女と堕ちる男達 2

それからはいつも通り、メロンパンを食べる。因みに、樹は私の隣で寝ていて、瞬は葵と何やら言い合いをしている。

「……なぁ、ナル」

すると、いつの間にか樹とは逆に、私の左隣に座っていた拓哉。

『…………どした?』

そう言うと、私のまだ取れていない頭に巻いてある包帯に優しく触る。フードで見えにくくしているが、近くにいれば見える。

「…………これ、痛くねぇの?」

『……………平気だよ』

「…………そうか」

そ言いながらも顔を顰める拓哉。

「…………俺さ」

『………………』

すると、拓哉は私を真っ直ぐ見る。

「…………お前の事、守りてぇ」

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