殺す少女と堕ちる男達 2

そして、納得したような表情をする。

それはそうだ。いつも登下校一緒で、歩く方向だって同じ事なんだ。一緒に住んでいるのか、3人隣同士の家なのか、それくらいしか思いつかない。


ただ、言えるのはここまで。


あくまでも、現状説明までだ。


「……そっか。今はそれが知れただけでいいよ」

「……サンキュ」


5人も、私がもうこれ以上話す気がないのが分かったのか、そう言い出した。そして、

「じゃ!そろそろご飯食べよ!僕お腹空いた!」

そんな明るい葵の声で、その場の空気が柔らかいものになった。