殺す少女と堕ちる男達 2

そう言うと、若は少し驚いたような顔をする。

「まだ光一に会ってなかったのか。光一なら部屋にいると思うぞ。……いや、でも今は春馬がいないから1人で行くのは進めないな」

『………………?』

「……心配しすぎた衝動で何をやらかすか分からねぇ。……光一に会うのは他に人がいる時にした方が良い」

『…………おぉ、分かった』

「まぁ、でも早いうちに顔見せてやれよ」

『……あぁ』

「……それじゃ、もう少し話していたいところだが、仕事が押しててな」

『……いや、少しでも話せて良かった。また来るな』

「あぁ」

そう言い、若の部屋を出て廊下を歩くと、

「……ナル?」

後ろから名前を呼ばれた。