殺す少女と堕ちる男達 2

「瞬さんと樹さん!ここに居たんスか!」

「啓太、ナルは!」

啓太と呼ばれたその人は、前に俺達が見たナルちゃんと、同じ黒い制服を着ていた。

「ナルさんなら、今後ろの席で寝ちゃってますね。まぁ着いたら起こすよう言われてるんで、今起こしてきますね!」

そう言うと、また車の中に戻っていく。

「ナルさ〜ん、着きましたよ〜!ナ〜ルさ〜ん!」

そんな声が車の中から聞こえてくる。そして、少ししてから車のドアが開く。

そして、ナルちゃんが出てきた。

……っっっ


でもその姿は、全身の至る所に包帯が巻いてあり、腕も吊られていて、その上から黒い制服を軽く羽織っている。

とても、痛々しい姿だった。