殺す少女と堕ちる男達 2

翌日も、ナルは来なかった。


今は朝。屋上で何をするでもなく、ただサボっている俺達。

そして、昨日と同様落ち着きの無い2人。

その2人の様子から、まだナルが帰っていないのだと悟る。それと同時に、俺達にも不安感が募る。ナルに何が起こっているのかは分からない。でも、何かが起こっていることは分かる。そして、分からないからこその不安。


誰も何も言わない。

屋上で7人の男が黙って座っているという、よく分からない光景が広がっている。


だが、その静寂は、

プルルルルルル

そんな誰かの着信音で終わった。