殺す少女と堕ちる男達 2

樹side

ナルが任務に向かった日。僕達はナルに言われたように学校へ行った。でも、落ち着かない。

分かってるんだ。ナルが自分1人で片付けようとする理由なんて。

でもやっぱり、落ち着かない。

心配で心配で仕方ない。

相手は一流の殺し屋だ。

でも、ナルが負けないのは分かってる。

ナルが死んだりしないって分かってる。

ナルは、そんなのとは比べ物にならないくらい強いから。


それでも、あいつが自分で動き出したらどうしよう。

あいつがナルを見つけてしまったらどうしよう。


そんな不安が胸に募るばかりで、授業なんて、耳に入ってこなかった。