殺す少女と堕ちる男達 2

それからも、散らばる男を見つける度に、斬っていく。

そして気づいた時には、

『…………あ、20人』

始末し終えたところだった。

頭が少し切れて血が出ている為、視界がぼやける。そんな状態で、携帯を取り出し電話をかける。

プルルルルルル ガチャ

「はい、もしもし」

掛けた先は、若だ。任務を終えたらすぐに電話を掛けてくるよう、言われていた。

『…………私だ。任務を完了した』

「ナルか!……そうか、よくやった。今車をそちらに向かわせる。そこで待っていろ」

『…………分かった』

「怪我は大丈夫か?」

『……あぁ、大した事ない』

「お前の大した事ないは信用ならねぇよ、たくっ。安静にして待ってろよ」

『…………了解』