殺す少女と堕ちる男達 2

「っっ」

「…………ナル」

そう言うと、2人とも何も言わない。2人とも、分かっているから。

『……絶対に帰ってくる。…………だから、普通に学校に行って、普通に待っててくれ』


「………………わかった」

「………………ナル、絶対に戻ってきてね」

『……あぁ、すぐに戻るさ』

不安そうな顔の2人を両手で抱きしめる。そして、安心させるように背中をポンポンと優しく叩く。私よりも背の高い2人が、それぞれ両肩に頭を置く。

「…………気を付けてね」

「………待ってるからな」

『…………サンキュ』