殺す少女と堕ちる男達 2

家に帰ると、瞬と樹と光一が、リビングで待ち構えていた。

「ナル!23秒遅刻だぞ!」

『………………先生みたいな事言うなよ』

「……ナル、平気だった?」

『……あぁ、何もねぇよ。あぁあと、これありがとな』

そう言って、樹に拳銃を返す。

これは、脅しなどに使えるよう樹に借りた物だ。弾は入っていない。私は刀以外で人は殺さないからだ。

「……ううん、役に立った?」

『………おぉ、バッチリな』

「……良かった」

そう言って嬉しそうにする樹の頭を撫でる。


「………………おいナル、どうだった」

『……………………予想通り、総長はあいつの駒だった』