忘れていたもの

凌我 〜

西方凌我 18歳
高校三年生

俺は喧嘩の毎日だった。

中学から一緒の鈴木歩となんとなく普通の日々を過ごしている。

「おはよ〜凌我」

「..はよ」
歩とはいえが近くて高校三年間毎日一緒に行ってる。

「なぁー そろそろ彼女作れば?
お前なら選び放題だろ?」

歩はいきなり言い出す。

「女に興味はねぇ」

「でもよ〜 ヤッて捨てるってお前絶対刺されるぞww」

なんて笑いながら登校してる。
案外歩とはなしてるじかんは 嫌いではない。

そんなある日

「おはよー凌我」

「あぁ」
いつもと変わらずたわいもない話をしながら
歩いてたら「ねぇ 凌我。あの子様子おかしくない?」
歩が指を指す方向を見ると

俺たちと同じ制服を着た女の子が 道路をじっと闇に染った目で見つめながらボーッとしていた。

俺はそのこの顔から目が離せなかった。

すると女の子は勢いよく道路に飛び込んだ。

トラックが勢いよく彼女にクラクションを鳴らした

俺の体は勝手に彼女に向かっていた

気がついたら彼女を抱き抱えていた。

彼女を見ると 俺は目を疑った。
闇に染った目に細い体。
俺はこの子を救ってあげたいと思った。
それから彼女に会うことも無く過ごしていたら

歩の前にその子がいた。

俺は周りを気にせず屋上に連れてきた。