夏に溶けて、死んじゃえばよかった。




それでも。



離れたくないと、願っているから。



「すきだよ」



私も言葉を紡いでしまうのだと思う。

想いを息に乗せてしまうのだと思う。



何も考えずに発する言葉なんて、呼吸と同じくらいカンタンで、単純で。

だけど私は、もうすぐ呼吸すらも困難になるだろうから、いましか言えないことで。